コウノトリの美学 / Aesthetics of the Stork

fulldome projection 13min
2013

胎内とは社会に触れる以前のもっと原始的な場所であり、生命そのものが捉え得る純粋な感覚のみで構成された世界である。誰もがかつてそこにいたはずの始まりの場所について思い描くことは、ヒトの自我が芽生える以前の、一個の生命体であった状態を想像させる。全ての動物たちと同様に、本能的な存在だったかつての私は、愛すべき生命体として無条件に祝福されていたのかもしれない。全ては生まれた瞬間に、母との出会いにおいて忘却されるが、コウノトリは俯瞰して、その一部始終を見つめていた。


































Copyright (c) Masashige IIda All rights reserved.