Zen-Ra
fulldome projection 16min
2012


動物に見るいくつかの行動は、人間には到底理解できないものでありながら、本能に突き動かされたとしか言いようのない、確かな生命の営みを思わせる。
私はその状態を羨ましく思い、極力思考を捨てて全裸で踊る自らの身体を撮影して、一枚一枚ドローイングで描き起こしてアニメーション化した。
全天周映像の空間にその巨大な身体を投影し、そうして誕生したのがゼン・ラーという架空の種族である。

映像:飯田将茂
音楽:林文彦


投影の様子(Tokyo Designers Week 2012)






















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